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わたしのこだわりについて

キルトパーティのスタッフになって4年、私も最初は斉藤謠子の一ファンでした。

デザインや配色もさることながら、仕立ての美しさに目を奪われ、本を食い入る様に見つめたものです。教室に入学し、生徒になってからは、授業の中で幾度となくパッチワークの道具について、斉藤の話を聞く機会がありました。それはお仕着せではなく、斉藤の経験談、体験談という感じでとても楽しい時間だったのです。そして、半信半疑で使ってみると、今まで不器用だからと諦めていたことが、道具一つで解決することがありました。そして、道具をうまく使うことで作品が早く仕上がるのです。それは次への創作意欲へと繋がり、上達への近道でもありました。

スタッフになった今、斉藤のこだわりは一つの物への執着心ではなく、常に良い物を見つけていく、探求心なのだと思います。最近では、キルト展などでいろいろな地方へ伺うことも多くなり、一般の方々にも斉藤の話を聞いていただく機会が増えましたが、それはほんの一部です。斉藤のこだわりを少しでも多くの皆様に知っていただき、キルト作りの参考にしていただけたら・・・・そんな思いでこのコーナーを作りました。

WEB担当 林 裕子